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施工実績

松原市増築工事トラス梁取り付け風景

大阪府松原市にて、工場・倉庫の増築工事に伴うトラス梁取り付け工事を施工いたしました。

株式会社安藤工業は、大阪府八尾市を拠点に、大阪・奈良・京都・和歌山をはじめとする近畿全域で鉄骨工事一式・鍛治工事一式・デッキ工事・鉄骨製作を手がける鉄骨工事の専門会社です。

今回ご紹介する松原市の現場は、既存建物に隣接した大型増築工事です。

長スパンのトラス梁を2台のラフタークレーンによる協調作業(2点吊り)で架設するという、難易度の高い工事となりました。

以下では、トラス梁設置工事における施工の取り組みをご紹介します。

 

大型空間を実現するトラス梁設置工事の施工実績

トラス梁は、上弦材・下弦材・腹材を三角形状に組み合わせることで、通常のH形鋼の梁では対応困難な長スパンの空間を実現できる構造部材です。

中間に柱を設けることなく10メートルを超えるスパンを架け渡せるため、工場・倉庫・体育館・商業施設など、内部空間の自由度が求められる建物で多く採用されます。

その一方で、トラス梁は部材点数が多く加工精度への要求が厳しいため、建て方工事においても通常の鉄骨架設とは異なる計画と技術が必要です。

株式会社安藤工業は、大阪・奈良・京都・和歌山を中心とした近畿全域でのトラス梁設置工事を含む鉄骨工事一式の実績を積み重ねており、松原市の本現場においても大型案件に対応できる施工体制で工事を進めました。

松原市は大阪府の南河内地域に位置し、工場・倉庫・流通施設の集積するエリアです。

増築工事に伴う鉄骨工事の需要が多いこのエリアで、大型トラス梁の架設工事を確実に完工しています。

 

クレーンを使用した架設作業

トラス梁は部材自体の重量と全長が大きいため、1台のクレーンでの吊り上げが困難なケースが多くあります。

今回の松原市の現場では、ラフタークレーン2台による協調作業でトラス梁の架設を行いました。

2台のクレーンで1本のトラス梁を2点同時吊りする工法は、単体吊りに比べてクレーン同士の動作を精密に合わせる必要があり、オペレーター・玉掛け者・合図者の連携が極めて重要です。

作業前の打ち合わせでは、クレーンの旋回範囲・吊り荷の移動ルート・各工程における合図の方法・緊急時の対応手順を全員で確認します。

吊り荷が空中に浮いている間は、風速・部材の揺れ・クレーンブームの角度変化を常時監視しながら、慎重かつ迅速に所定の位置へ誘導します。

既存建物に隣接した増築現場では、クレーンの旋回範囲が既存建物の屋根・外壁と干渉しないよう、施工前にクレーンの配置位置と旋回半径を精密に計算した配置計画を策定したうえで作業に臨みます。

架設後は高所作業車を使用して各接合部のボルト仮締め・本締めを行い、トラス梁を所定の位置に固定します。

大阪・奈良・京都・和歌山を中心とする近畿エリアの現場において、この作業手順を標準として実施しています。

 

鉄骨溶接作業の品質管理

トラス梁の接合部には、ボルト接合と溶接接合の2種類が用いられますが、構造上の重要箇所には現場溶接が求められるケースがあります。

鉄骨の現場溶接は、気温・湿度・風速・母材の状態によって品質が左右されるため、施工環境の管理が特に重要な作業です。

株式会社安藤工業では、現場溶接において以下の品質管理を徹底しています。

 

溶接前の確認

溶接を行う前に、母材の表面に錆・油分・水分・塗料が付着していないかを確認します。

これらの付着物は溶接品質を著しく低下させるため、必要に応じてグラインダーや乾燥処理によって清浄な状態に整えてから溶接を開始します。

また、開先(かいさき)寸法が設計図通りに確保されているかを事前に確認し、溶け込み深さが不足しない条件を整えます。

 

溶接中の管理

溶接作業中は、溶接電流・電圧・溶接速度を一定に保つことで、ビードの形状と溶け込みを均一に管理します。

多層盛り溶接が必要な箇所では、各パス(溶接層)ごとにスラグを除去し、次のパスに入る前に表面状態を確認してから次の溶接に進みます。

 

溶接後の検査

溶接完了後は、ビードの外観検査(アンダーカット・オーバーラップ・クレーターの有無)を全箇所で実施します。

構造上の重要な溶接箇所については、設計・監理者の指示に基づき超音波探傷試験などの非破壊検査を実施し、溶接内部の欠陥有無を確認します。

現場溶接の品質は、建物の耐震性能に直結します。

株式会社安藤工業では、溶接の各工程を記録として管理し、工事完了後も施工履歴を追えるよう整理しています。

 

大空間を支えるトラス構造の特徴

トラス構造は、三角形の骨組みを連続させることで、大きなスパンに対して高い剛性を発揮する構造形式です。

通常のH形鋼の梁と比べ、同じ重量でより大きな力に抵抗できるという力学的特性を持ち、部材の軽量化とスパンの拡大を同時に実現できます。

トラス梁を構成する部材は、大きく3つに分類されます。

 

上弦材(じょうげんざい)

トラス梁の上側を構成する部材で、主に圧縮力を受け持ちます。

屋根荷重や積載荷重を受けた際に、梁上部が圧縮される方向に力が働くため、座屈に対する安定性が設計上のポイントになります。

 

下弦材(かげんざい)

トラス梁の下側を構成する部材で、主に引張力を受け持ちます。

引張力に対しては鋼材は非常に優れた性能を発揮するため、下弦材は構造的に安定した役割を担います。

 

腹材(ふくざい)

上弦材と下弦材を斜めまたは垂直に繋ぐ部材で、斜め材はせん断力を負担します。

腹材には斜めカットや開先加工が必要なため、製作難易度が高く、経験のある専門業者への依頼が求められます。

この3種の部材が一体となって機能することで、工場・倉庫・体育館のような柱のない大空間を構造的に成立させます。

大阪・奈良・京都・和歌山の近畿エリアでトラス梁の設置を含む鉄骨工事をご検討の建設業者様は、施工実績のある安藤工業へご相談ください。

 

株式会社安藤工業が選ばれる理由

大阪・奈良・京都・和歌山エリアで鉄骨工事・トラス梁設置工事の施工業者を探している建設業者様に対して、安藤工業が選ばれる理由を3点にまとめます。

 

①鉄骨工事一式の自社一貫施工体制

鉄骨建て方・鍛治工事・デッキ工事・鉄骨製作を自社チームで完結させる体制を持っています。

トラス梁のような複雑な部材を扱う工事においても、設計図の読み込みから建て方・溶接・最終確認まで、一貫した施工管理のもとで対応できます。

 

②大阪を中心とした近畿全域の豊富な施工実績

大阪府内の松原市・八尾市・東大阪市・摂津市をはじめ、奈良・京都・和歌山・兵庫の近畿全域に加え、三重県・北海道・青森県など全国各地の施工実績を持っています。

工場・物流倉庫・商業施設・学校・老人ホーム・会社社屋など、用途を問わず多様な建物に対応した経験が、現場ごとの正確な施工計画立案につながっています。

 

③価格・品質・工期への透明な姿勢

施工前の詳細な打ち合わせと工程計画の共有によって、価格の透明性・品質のばらつき防止・工期の遵守という、発注建設業者様の3つの不安に正面から向き合っています。

大阪府知事許可(第159603号)のもと、すべての現場で適法・適正な施工を実施しています。